Hepatitis B Foundation President Dr. Chari Cohen is quoted in a powerful new story about hepatitis B in The New Yorker. You can read it here.

一般的情報

B型肝炎とは?

B型肝炎は、世界で最も多く見られる肝臓の感染症で、肝臓を攻撃して傷つけるB型肝炎ウイルス(HBV)が原因でかかります。B型肝炎ウイルスは、血液、無防備な性交渉、使いまわした注射針を通じて、また妊娠中や出産中に感染した母親から新生児に感染します。感染した成人のほとんどは、問題なくB型肝炎ウイルスを取り除くことができますが、一部の成人、赤ちゃんや子どもの大半ではウイルスを血液中から取り除くことができず、慢性(一生の間感染したままの状態が続く)感染症を引き起こします。

B型肝炎の感染を予防する安全なワクチンや、既にB型肝炎に感染している患者に対して新しい治療法が開発されています。 

感染者はどのくらいいますか?

全世界では、20億人(3人に1人)がB型肝炎に既に感染したことがあり、そのうち2億5,700万人は慢性感染者です(この人たちはウイルスを取り除くことができません)。毎年、推定で約70万人がB型肝炎やその合併症で死亡しています。

世界の一部の地域でB型肝炎が多いのはなぜですか?

B型肝炎は年齢や民族に関係なく感染することでかかる病気ですが、特にアジア、アフリカや南アフリカの一部、東ヨーロッパ、中東に住む人々は感染するリスクが高くなっています。また、B型肝炎はこれらの地域で生まれた(または両親がこれらの地域で生まれた)アメリカ人にもよく見られます。

B型肝炎は、世界の一部の地域では他の地域に比べて多く見られます。それは、これらの地域で極めて大勢の人々が既にB型肝炎に感染していることによります。B型肝炎は、「アジア特有の病気」でも「アフリカ特有の病気」でもありませんが、これらの地域の何億人もの人々に影響を与えていることから、他の地域にくらべより大勢の人々がB型肝炎のウイルスを他の人々に感染させる恐れがあり、あなたが感染するリスクも高まります。西側諸国での感染者は少ないため、感染するリスクは低くなっています。

B型肝炎がよく見られる地域では、感染は通常、母親がB型肝炎感染者であることを知らずに、出産時に新生児をウイルス感染させてしまうことから発生します。また感染している家族と毎日接触している幼い子どもも、感染する危険があります。赤ちゃんや子どもは、自身が持つ免疫システムでウイルスを取り除くことが難しいため、慢性のB型肝炎に感染する可能性がより高くなります。

あなた、またはご家族の方が、地図の濃い青で示されている地域の出身である場合は、あなたもB型肝炎に感染する危険性が高くなります。その場合は肝炎の検査について医師と話し合ってください。

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なぜB型肝炎について注意すべきなのですか?

慢性のB型肝炎は、肝硬変や肝臓がんなど重い肝臓の病気につながる可能性があります。早期に診断すれば、早めに治療を開始して命を救うことができるため、検査を受けることが大切です。また、ほとんどの感染者は感染していることを知らないため、意図せずに他の大勢の人にウイルスを広めてしまう可能性があります。検査を受けないことで、一つの家族で何代にもわたってB型肝炎が伝染したり、地域全体が感染したりする恐れもあります。

B型肝炎は一家族で何代にもわたって伝染する可能性があるため、「遺伝」であると誤って信じられていますが、B型肝炎は遺伝病ではなく、ウイルスにより引き起こされる病気です。ウイルスは、母親から子どもに伝染する、あるいは家庭内で誤って血液に触れてしまうなど、家族の間で伝染することが多くあります。検査して、予防接種や治療を受ければ、家族内でのB型肝炎のサイクルを断ち切ることが可能です。

B型肝炎はなぜとても危険なのですか?

B型肝炎が危険な理由は、知らず知らずに感染するおそれがある「自覚症状のない感染」のためです。B型肝炎に感染しているほとんどの人は、自分が感染していることを知らずに、血液や感染した体液を通じて他の人にウイルスを感染させてしまいます。慢性的に感染している人は、中年期以降に肝障害、肝硬変、肝がんにかかるリスクが高まります。ウイルスは長年にわたって潜伏し、自覚症状がないまま肝臓を継続的に攻撃します。

急性B型肝炎とは?

急性B型肝炎の場合、(症状のある、なしに関係なく)最大で6ヶ月ほど続くため、この時期に感染者はウイルスを他の人に伝染させてしまうおそれがあります。

急性B型肝炎の症状は、食欲不振、関節や筋肉の痛み、軽い発熱、腹痛などです。大半の人には症状が出ませんが、発症すると感染してから60~150日後に症状が現れ、症状は平均で3ヶ月ほど続きます。人によっては、吐き気、嘔吐、黄疸(両目や皮膚が黄色くなる)、または腹部膨張など重い症状が現れ、医師の診察を受けなければならなくなります。

B型肝炎のウイルスが血液中に存在する場合は、血液検査をするだけで感染していることがわかります。急性B型肝炎と診断された場合は、医師は6ヶ月以内にもう一度血液検査をして、患者が回復したのか、それとも慢性B型肝炎にかかったのかを確認する必要があります。血液検査によって血液中にB型肝炎のウイルスが残っていないと確認されるまでは、他の人に感染させないようにすることが重要です。性交渉のあるパートナーや家族(または、家族がひんぱんに接触する人たち)にB型肝炎の検査を受けてもらうことも重要です。彼らが感染していなくても、B型肝炎のワクチンを接種していないなら、B型肝炎のワクチンを連続して接種してもらうようにします。

急性B型肝炎にかかっている患者に対して、特別なB型肝炎の治療は行われません。急性B型肝炎を克服する治療法はなく、大半の大人の感染者は自力で回復しますが、重い症状のある患者は入院して総合的な看護を受けることもあります。急性の場合の主な治療は、休息と症状の管理です。まれにですが、急性患者に「劇症肝炎」と呼ばれる、命にかかわる症状が発生することがあり、これは突然肝不全を引き起こすおそれがあるため、緊急治療が必要です。

急性B型肝炎に感染したら、アルコールを避け、タバコを止めるか本数を減らし、健康に良い食べ物を食べ、脂肪分の多い食べ物を避けて、肝臓になるべく負担をかけないようにします。また、現在服用している薬(処方薬、市販薬、ビタミン剤、ハーブサプリメントなど)について医師に助言を求め、肝臓にとって安全かどうか確認します。その際には、疑問に思っていることを医師に質問してください。ビタミン剤や肝臓用のサプリメントは、回復の助けとならないばかりか、肝臓の症状をさらに悪化させる可能性あります。

急性感染から回復したことを確認するために必要な追加の血液検査については、医師に確認してください。

慢性B型肝炎とは?

B型肝炎のウイルス血液検査で6ヶ月以上陽性の結果が続く人は、慢性肝炎に感染していると診断されます。これは、免疫システムがB型肝炎のウイルスを除去できず、ウイルスが血液中や肝臓に留まっていることを意味します。慢性肝炎では、効果的な治療や管理の方法があるものの、完治はしません。B型肝炎が慢性化すれば、ウイルスが一生血液中に留まる可能性があります。

慢性B型肝炎にかかっている人は、ウイルスを知らず知らずに他の人に感染させてしまうおそれがあります。また、慢性のB型肝炎では、肝硬変や肝臓がんなど重い肝臓の病気につながるおそれがもあります。慢性B型肝炎にかかっている人全員が、重い肝臓の病気を発症するわけではありませんが、感染していない人に比べて可能性は非常に高くなります。

慢性B型肝炎にかかるリスクは最初にB型肝炎に感染した年齢と関連しており、

  • 新生児や乳児のときに感染した人のうち90%が、
  • 小児(1~5歳)のときに感染した人のうち最大50%が、
  • 成人してから感染した人のうち5~10%がかかります(つまり、90%は回復します)。

慢性B型肝炎にかかっているとわかったら、とても動揺してしまうかもしれません。大半の人には自覚症状がなく、感染してから何十年も経ってから診断が下される場合もあり、慢性B型肝炎に感染していると診断されたらショックを受け、驚くのも無理はありません。ですが、慢性B型肝炎にかかっていても大半の人は長く健康的な人生を送ることができますので、安心してください。

肝炎に感染している妊婦の場合は、出産時に新生児にウイルスを感染させてしまうおそれがあります。出生時に新生児が慢性肝炎に感染するリスクが高いことから、世界保健機関(WHO)と米国疾病管理予防センター(CDC)はすべての新生児に対して、出生後12~24時間以内にB型肝炎の最初の予防接種を行うように勧めています。もしあなたが妊婦であり肝炎に感染している場合は、出産後12~24時間以内に赤ちゃんがB型肝炎の最初の予防接種を受けられるように手配してください!

慢性B型肝炎は完治しませんが、効果的な薬物療法でB型肝炎のウイルスを管理し、肝臓のダメージを阻止することができます。また、研究段階ではあるものの、有望な新薬が開発されていますので、ごく近い将来にB型肝炎は完治する病になるかもしれません。慢性B型肝炎にかかっている人は、感染していない人と比べて重い肝疾患や肝がんにかかるリスクが高いものの、以下に挙げたようにリスクを下げるためにできることはたくさんあります。

  • 6ヶ月ごとに(または少なくとも年に1回)肝臓の専門医、またはB型肝炎に詳しい医師の定期診断を受け、肝臓の健康状態を監視してください。
  • 慢性B型肝炎の治療が重い肝疾患や肝がんの予防に役立つかどうか、担当の医師と話し合ってください。
  • 定期検診の際に、担当の医師に肝がんのスクリーニングも欠かさず実施してもらってください。がんを初期の段階で発見できれば、治療の選択肢が増え、治療効果も高まります。
  • アルコールと喫煙はどちらも肝臓に多くの負担をかけるため、避けるか量を制限してください。
  • 揚げものや油っこい食品は肝臓に負担がかかりますので、野菜を多く含む健康に良い食事を摂ってください。

「慢性キャリア」とはどういう意味ですか?

医師は、慢性B型肝炎の患者を「慢性キャリア」と呼ぶことがあります。「慢性キャリア」とは、慢性B型肝炎にかかり、ウイルスを他人に感染させる可能性があるため、医師が管理する必要がある患者のことをいいます。

B型肝炎の治療法はありますか?

大半の成人は、薬物療法に頼らずに自力で急性B型肝炎から回復します。慢性B型肝炎にかかった成人、子ども、幼児を完治させる治療方法は、現在のところ存在しません。ただし、ウイルスの活動を遅くすることで、慢性B型肝炎にかかっている人の肝臓病の進行を遅らせる治療法がありますので、安心してください。生成されるB型肝炎のウイルスが少なければ、肝臓へのダメージも抑えられます。

また、新しい画期的な研究が進んでいますので、近い将来慢性B型肝を完治させられる治療法が確立されることも大いに期待されています。現在開発中の将来有望な薬のリストについては、Drug Watch(新薬安全性情報)を参照してください。

B型肝炎の治療オプションには何がありますか?

急性B型肝炎については、休息あるいは症状を管理する対症療法以外に治療法はありません。

慢性B型肝炎については、いくつかの治療方法があります。ここで大切なのは、B型肝炎にかかっている人全員が治療を必要とするわけではないということです。担当医師は、薬物治療が必要か、あるいは病状を監視しながら静観するべきかの決定を支援してくれます。

B型肝炎ウイルスの動きを遅くしたり阻止したりして、肝臓の炎症やダメージを抑えてくれる抗ウイルス薬がいくつか存在しています。抗ウイルス薬は、少なくとも1年以上、毎日1錠服用します。米国食品医薬局(FDA)の承認を受けている抗ウイルス薬は6種類ありますが、お勧めできるのはそのうちのテノホビル・ジソプロキシル(Viread/TDF)、テノホビル・アラフェナミド(Vemlidy/TAF)、エンテカビル(Baraclude)の3種類の「第一選択」抗ウイルス薬のみです。第一選択抗ウイルス薬をお勧めするのは、これらが安全でより効果が高いためです。第一選択抗ウイルス薬を使って治療しても効果がない、またはこれらの薬を利用できない方は、別のオプションとして、テルビブジン(Tyzeka、Sebivo)、アデホビル・ピボキシル(Hepsera)、ラミブジン(Epivir-HBV、Zeffix、Heptodin)の服用も可能です。

これらの慢性B型肝炎用抗ウイルス薬はFDAに承認されているものの、服用して全快するわけではありません。ただし、肝臓へのダメージや肝がんに対するリスクを大幅に抑制してくれます。抗ウイルス薬の服用開始時期や停止時期は明示されておらず、慢性B型肝炎の治療を始める前に豊富な知識を持つ医師に入念に評価してもらうことが非常に重要です。

また他の薬として、免疫システムによるB型肝炎ウイルスに対する制御能力を高める免疫調節剤もあります。この調節剤は、6ヶ月から1年の間注射で投与します。最もよく処方される抗ウイルス薬には、インターフェロン アルファ-2b(イントロンA)やペグインターフェロン(Pegasys)などがあります。

この治療を受ける場合は、担当医師と治療オプションについて話し合い、どの抗ウイルス薬が最も適しているかを決めることが必要です。一般的にこれらの医薬品はB型肝炎ウイルスの減少または阻止に効果を発揮します。結果として、ウイルスによる肝臓へのダメージの進行が遅くなるため(長期投与の場合には、進行が逆転することもある)、患者の症状が数ヶ月以内に改善されます。

B型肝炎のFDA承認薬や開発中のほかの将来有望な医薬品の全リストについては、Drug Watch(新薬安全性情報)を参照してください。

General Information

What is hepatitis B?

Hepatitis B is the world's most common liver infection. It is caused by the hepatitis B virus (HBV), which attacks and injures the liver. It is transmitted through blood, unprotected sex, shared or re-used needles, and from an infected mother to her newborn baby during pregnancy or delivery. Most infected adults are able to get rid of the hepatitis B virus without any problems. However, some adults and most infected babies and children are unable to get rid of the virus and will develop chronic (life-long) infection.

The good news is that there is a safe vaccine to prevent a hepatitis B infection and new treatments for those already infected with hepatitis B. 

How many people are affected by hepatitis B?

Worldwide, 2 billion people (1 out of 3 people) have been infected with hepatitis B; and 257 million people are chronically infected (which means they are unable to get rid of the virus). An estimated 700,000 people die each year from hepatitis B and its complications.

Why is hepatitis B more common in some parts of the world?

Hepatitis B can infect any person of any age or ethnicity, but people from parts of the world where hepatitis B is common, such as Asia, parts of Africa and South America, Eastern Europe, and the Middle East, are at much higher risk for getting infected. Hepatitis B is also common among Americans who were born (or whose parents were born) in these regions.

Hepatitis B is more common in certain regions of the world because there are so many more people already infected with hepatitis B in these regions. Although hepatitis B is not an "Asian disease" or an “African disease,” it affects hundreds of millions of people from these regions – so there are more people who can pass the hepatitis B virus on to others. This increases the risk that you could get infected. Since there is a smaller number of Westerners who are infected, this group has a lower risk of infection.

In regions where hepatitis B is common, people are usually infected as newborns - from a mother who unknowingly passes the virus to her baby during delivery. Young children are also at risk if they live in close daily contact with an infected family member. Babies and children are more likely to develop a chronic hepatitis B infection because their young immune systems have trouble getting rid of the virus.

If you, or your family, is from an area of the map that is darker blue, you might be at greater risk for hepatitis B infection and should talk to a doctor about getting tested.

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Why should I be concerned about hepatitis B?

Chronic hepatitis B can lead to serious liver disease such as cirrhosis or liver cancer. It's important to get tested because early diagnosis can lead to early treatment which can save your life. Also, people who are infected can spread the virus to others. Since most people don't know they are infected, they are unknowingly spreading it to many other people. If people are not tested, hepatitis B can pass through several generations in one family and throughout the community.

One common myth is that hepatitis B can be "inherited" since several generations in one family may be infected. But hepatitis B is NOT a genetic disease -- hepatitis B is caused by a virus, which is often transmitted among family members due to mother-to-child transmission or accidental household exposure to blood. Families can break the cycle of hepatitis B infection by getting tested, vaccinated and treated.

Why is hepatitis B so dangerous?

Hepatitis B is dangerous because it is a “silent infection” that can infect people without them knowing it. Most people who are infected with hepatitis B are unaware of their infection and can unknowingly pass the virus to others through their blood and infected bodily fluids. For those who become chronically infected, there is an increased risk of developing liver failure, cirrhosis and/or liver cancer later in life. The virus can quietly and continuously attack the liver over many years without being detected. 

What is acute hepatitis B?

An acute hepatitis B infection may last up to six months (with or without symptoms) and infected persons are able to pass the virus to others during this time.

Symptoms of an acute infection may include loss of appetite, joint and muscle pain, low-grade fever, and possible stomach pain. Although most people do not experience symptoms, they can appear 60-150 days after infection, with the average being 3 months. Some people may experience more severe symptoms such as nausea, vomiting, jaundice (yellowing of the eyes and skin), or a bloated stomach that may cause them to see a health care provider.

A simple blood test can tell a person if the hepatitis B virus is in their blood. If you have been diagnosed with acute hepatitis B, the doctor will need to test your blood again in 6 months to figure out if you have recovered, or if you have developed a chronic hepatitis B infection. Until your health care provider confirms that your blood test shows that there is no more hepatitis B virus in your blood, it is important to protect others from a possible infection. It is also important to have your sexual partner(s) and family members (or those you live in close household contact with) tested for hepatitis B. If they have not been infected – and have not received the hepatitis B vaccine – then they should start the hepatitis B vaccine series.

People who have acute hepatitis B are not prescribed specific hepatitis B treatment – there is no treatment that will get rid of an acute hepatitis B infection, and most people infected as adults recover on their own. Sometimes, a person with severe symptoms may be hospitalized for general support. Rest and managing symptoms are the primary goals of this medical care. A rare, life-threatening condition called “fulminant hepatitis” can occur with a new acute infection and requires immediate, urgent medical attention since a person can go into sudden liver failure.

Simple tips for taking care of your liver during an acute hepatitis B infection are to avoid alcohol, stop or limit smoking, eat healthy foods, avoid greasy or fatty foods, and talk to your health care provider about any medications you are taking (prescriptions, over-the-counter medications, vitamins or herbal supplements) to make sure they are safe for your liver. This is a good time to ask any other questions you may have. The use of vitamins and liver health supplements will likely not assist your recovery and may actually cause more harm than good to the liver.

Be sure to follow-up with your health care provider for any additional blood tests that are needed to confirm your recovery from an acute infection.

What is chronic hepatitis B?

People who test positive for the hepatitis B virus for more than six months (after their first blood test result) are diagnosed as having a chronic infection. This means their immune system was not able to get rid of the hepatitis B virus and it still remains in their blood and liver. There are effective ways to treat and manage a chronic infection, but there is no cure. If you are chronically infected, the virus will likely remain in your blood for the rest of your life.

People who have chronic hepatitis B can unknowingly pass the virus on to others. Chronic hepatitis B can also lead to serious liver diseases, such as cirrhosis or liver cancer. Not every person who is chronically infected will develop serious liver disease. However, they have a greater chance than someone who is not infected.

The risk of developing a chronic hepatitis B infection is related to the age at which one first becomes infected with the hepatitis B virus:

  • 90% of infected newborns and babies will develop a chronic hepatitis B infection
  • Up to 50% of infected children (1-5 years) will develop a chronic hepatitis B infection
  • 5-10% of infected adults will develop a chronic hepatitis B infection (that is, 90% will recover)

Learning that you have a chronic hepatitis B infection can be very upsetting. Because most people do not have symptoms and can be diagnosed decades after their initial exposure to the hepatitis B virus, it can be a shock and a surprise to be diagnosed with a chronic hepatitis B infection. The good news is that most people with chronic hepatitis B should expect to live a long and healthy life.

Infected pregnant women can pass the virus to their newborns during childbirth. Therefore, since the risk of newborns becoming chronically infected at birth is high, both the World Health Organization (WHO) and the U.S. Centers for Disease Control and Prevention (CDC) recommend that all infants receive the first dose of the hepatitis B vaccine within 12-24 hours after birth. If you are pregnant and you know that you are infected, you can make sure that your baby gets the first dose of the hepatitis B vaccine within 12-24 hours after delivery!

While there is no cure for chronic hepatitis B infection, there are effective drug therapies that can control the hepatitis B virus and stop it from damaging the liver. There are also promising new drugs in the research phase that could provide a cure in the very near future. Although the risk of developing a serious liver disease or liver cancer is higher for those living with chronic hepatitis B than those who are not infected, there are still many simple things a person can do to help reduce their risk.

  • Schedule regular visits every six months (or at least every year) with a liver specialist or a health care provider who is knowledgeable about hepatitis B so they can monitor the health of your liver.
  • Talk to your health care provider about whether treatment for your chronic hepatitis B infection would be helpful in preventing serious liver disease or liver cancer.
  • Make sure that your health care provider screens you for liver cancer during your regular visits since early detection equals more treatment options and a longer life.
  • Avoid or limit alcohol and smoking since both cause a lot of stress to your liver.
  • Eat a healthy diet with lots of vegetables since fried, greasy foods are hard on your liver.

What does it mean to be a “chronic carrier”?

When someone has a chronic hepatitis B infection, their doctor may refer to them as being a “chronic carrier.” Being a “chronic carrier” means that you have a chronic hepatitis B infection, can pass the virus on to others, and you should be managed by a doctor for your infection.

Is there a cure for hepatitis B?

Most adults will recover from an acute infection on their own without the need for medication. For adults, children and infants who develop a chronic hepatitis B infection, there is currently no cure. But the good news is there are treatments that can help slow the progression of liver disease in chronically infected persons by slowing down the virus. If there is less hepatitis B virus being produced, then there is less damage being done to the liver.

With all of the new exciting research, there is great hope that a cure will be found for chronic hepatitis B in the near future. Visit our Drug Watch for a list of other promising drugs in development.

What options are there to treat my hepatitis B?

For an acute infection, there is generally no treatment other than rest and supportive measures to manage any symptoms.

For chronic hepatitis B, there are several treatments available. It is important to understand that not everyone with chronic hepatitis B needs treatment. Your doctor will help you decide if you need medication or if you can wait and monitor your condition.

There are several antiviral medications that slow down or stop the hepatitis B virus from replicating, which reduces the inflammation and damage to the liver. These antivirals are taken as a pill once a day for at least 1 year, usually longer. There are 6 U.S. FDA approved antivirals, but only three “first-line” antivirals are recommended: tenofovir disoproxil (Viread/TDF), tenofovir alafenamide (Vemlidy/TAF) and entecavir (Baraclude). First-line antivirals are recommended because they are safer and most effective. For people who do not respond to, or have access to, the first-line antiviral treatments, other options are available: telbivudine (Tyzeka, Sebivo), adefovir dipivoxil (Hepsera), and lamivudine (Epivir-HBV, Zeffix, Heptodin).

Although the FDA has approved these antivirals for chronic hepatitis B, they do not provide a complete cure. They can, however, greatly decrease the risk of developing liver damage and liver cancer. Antivirals are not meant to be stopped and started, which is why a thorough evaluation by a knowledgeable doctor is so important before beginning treatment for chronic hepatitis B.

There are also immunomodulator drugs that boost the immune system to help control the hepatitis B virus. They are given as injections over 6 months to 1 year. The most commonly prescribed include interferon alfa-2b (Intron A) and pegylated interferon (Pegasys).

You and your doctor will need to discuss the treatment options before deciding which one, if any, is best for you. For many people, these medications will decrease or stop the hepatitis B virus. This results in patients feeling better within a few months because liver damage from the virus is slowed down, or even reversed in some cases, when taken long-term.

For a complete list of FDA approved drugs and other promising drugs in development for hepatitis B, visit our Drug Watch.